しっかり寝ているのに疲れが取れない?50代以降の「夜中の目覚め」に隠された意外な原因とは
睡眠時間は十分確保しているはずなのに、朝起きた時にすっきりしない……そんな悩みを抱えていませんか?実は、50歳以上の働く世代の多くが、 「睡眠時間」ではなく「途中で目が覚めること」 による質の低下に悩まされていることが明らかになりました。 英国エディンバラ大学のデータサイエンス研究チーム(アタナシオス・チャナス教授、ベリンダ・ステファン博士ら)が行った最新調査によると、50歳〜66歳の労働者を1年間追跡測定した結果、驚くべき実態が浮き彫りになりました。 研究に参加した人々の平均睡眠時間は6.5時間〜8時間と、推奨される睡眠量を満たしていました。しかし、 参加者の約70%が日常的に臨床基準を満たす睡眠のトラブルを経験 しており、年に一度以上トラブルを抱えた人は92%に達したのです。 夜中に目が覚めてしまう「本当の理由」とは? AIを活用した要因分析により、夜間の途中覚醒には加齢や身体的変化(更年期など)だけでなく、 「職場でのストレス」 が大きく影響していることが分かりました。 仕事のプレッシャーや将来の不安、家庭での介護負担などが重なると、寝ている間も脳の緊張状態(覚醒状態)が解けず、浅い睡眠のタイミングで簡単に目が覚めてしまうのです。 (出典:エディンバラ大学 SHAWプロジェクト研究) よくある疑問を解決!睡眠のQ&A Q1. 睡眠時間を確保しても疲れるのはなぜ? 途中で何度も目が覚めると、脳と身体を休める 「深睡眠」 の時間が減ってしまいます。その結果、睡眠の合計時間が足りていても、翌朝の疲労感や日中の集中力低下につながります。 Q2. 夜中に目が覚めたら時計を見るべき? 時計は確認しないのがベスト です。「あと〇時間しか寝られない」と計算することで焦りや不安が生まれ、さらに交感神経が優位になって眠れなくなります。20分以上眠れない時は一度ベッドを離れ、暗い部屋で静かに過ごしましょう。 まとめ:睡眠の「質」とストレスケアを大切に 睡眠の問題は個人の生活習慣だけでなく、 職場でのストレス管理やライフスタイルのバランス と深く結びついています。毎日を元気に過ごすために、寝る前のリラックスタイムを取り入れ、心身の緊張をほぐす工夫を始めましょう!